●’12.4.16(月) はれ

 ここ数日気温がようやっと二桁になりました。昨年もさくらの開花が月末までずれ込んだのですが、今年も5月連休あたりまでになるのかもしれません。北上市から西側の奥羽山系寄りの藤根には「座禅草」の群落地がありますが、今年は寒かったせいなのか手のひらサイズよりもっと小さな程度しか成長していませんでした。偶然見物客の方との話になったのですが、「なんか天候がおかしい...」ということになりました。福島の原発事故による放射能汚染のせいとは思いませんが、やはり自然界のリズムがすこし狂っているのかもしれません。今回はドライブついでに「藤根の座禅草」・「岩沢の水芭蕉」・「北上川の鯉のぼり」と欲張ったメモとなりました。なんかブログの方がメモするのが楽な感じがします。
 老人にとっては、これからの生活設計などと言うものがあるでなしただ惰性で生きているだけの毎日ですが、これからの日本を担う若い世代にとっては大変な重荷を背負うことになったようです。せっせせっせと働いてきた我々にとっては、一体何を次の世代に残してやれるのでしょう。考えかたによってはあまりにも身勝手な感じもするのです。世代交代とはいえ、戦後の混乱時期は私たちの親の世代の仕事であり、「所得倍増」、「日本列島改造」、「新幹線と高速道路」、「車時代」...など、どんどん豊かになっていく事が当たり前の時代に育ち、貧しさという事を忘れてしまい、変動の事態に生きてきた我々でした。60歳を迎え退職という区切りとなり、経済大国を支えてきた自負があったと思っていました。それが今、足下からいろいろなことが崩れようとしている感じがするのです。
 一年前の東日本大震災後の復旧・復興が遅遅として進まず、膨大な瓦礫処理に手間取り、原発事故が進まないなかで「原発の再稼働」で揺れています。放射能汚染による食品管理と、混乱する政情、国際情勢がまるで連動したかのごとく、不安定な毎日が過ぎているような感じがするのです。嘆いても仕方がないのことなのですが、なんとか精一杯楽しく生きていくだけなのでしょう。愚痴を言っても始まりませんが、福島の南相馬市への立ち入りが自由となったようですが、震災の瓦礫処理・放射能汚染による除染処理、ライフラインの整備など難問が突きつけられます。現実問題として元のように生活が成り立つのでしょうか。東電の原発4基は廃炉に決まったようですが、完了するまでにはかなり時間がかかることでしょうね。



●手のひらサイズの座禅草ですが、ようやっとここまで育ったようですが、大きくなれないほど外気温が低いのでしょう。



●大型バスでいらした方達とも遭遇しましたが、今回は看板にあった「長清水」に寄ってみました。



●普段は寄ることがない所ですが、のんびりとドライブするにはちょうどいいのかもしれません。



●入り口にあった説明ですが、注意して読んだこともありませんでした。落ち葉などもなく綺麗に管理されています。



●奥羽山系の伏流水として、ここらに地下水がしみ出しているのには驚きです。北上平野はいろいろな水源があり、周囲は田園地帯になっているのが分かります。



●水波神社ですが、一年中この水は涸れることがないのだそうです。



●岩沢の水芭蕉

 ドライブついでに横川目の「岩沢地区」に足を伸ばしました。ここは「水芭蕉」・「カタクリ」・「二輪草」の群生地です。さすがにまだ雪がのっこりと残っていました。月末にかけ、5月連休あたりまでには花っこ達も顔を出すことでしょう。藤根からは車で約15分位の場所で、奥羽山系の根元になります。和賀仙人で一度、奥羽山系は切れており、この隙間から西和賀町を経て秋田の横手にルートが開いています。



●木道が綺麗に整備されています。一年間の落ち葉は木々の栄養分として還元されていくのでしょう。この落ち葉の下に花々が今か今かと息を潜めて春をまっていますよ。



●まだまだこの雪が溶けないうちは花々は顔を出しませんね。西和賀はまだ雪があり5月連休あたりになると溶け、地面のにおいがするのです。



●気の早い小さな水芭蕉が顔を出していました。「水芭蕉」ですから、沢水がないとピンと来ませんが完全な湿地帯なので、木道がきちんと整備されています。サンダルでも大丈夫...



●ようやっと見つけた「イチゲ」。「カタクリ」や「二輪草」などはまだこの下におねんねのままです。



●珊瑚橋と展勝地
 北上川に戻ってきました。「さくらまつり」のシンボルとして「鯉のぼり」が春風に泳いでいます。「何匹いるのかなぁぁ...」なんて考えていましたが、南からの川風が強くて暖かいとは言えません。そういえばこの鯉のぼりが反対方向へ泳ぐことはありませんね。15日から5月連休までの「さくらまつり」となりますが、まだまだつぼみは閉じたままで、梅も咲いていませんし、水仙がようやっと顔を出し始めました。開花は5月連休あたりなのかもしれません。そういえば昨年も4月はだらだらと寒さが続き、月末まで開花しませんでした。今年は昨年の大震災による花見への自粛とは違い、この機会に被災地にどんどん日本中の方達がいらして、活性化をして欲しいものです。そんなことでもない限り、東北地方はいつになっても「奥の細道」なんですよ。自然が豊かな所に住んでおり、きちんと四季が味わえるのですから、愚痴は言わぬことにしましょう...



●北上川に泳ぐ鯉。対岸の向こうは東側になり北上山系が続き、内陸部から太平洋に出るまではかなりの距離になります。北上から「陸前高田」に抜けるには最短距離でドライブすると、約2時間弱になります。被災地に積み上げられた瓦礫は処理出来ずにそのままなのでしょうね。内陸部ではその瓦礫の可燃物の焼却処理が始まっています。地元では焼却後の灰の放射線量については話題になっていませんが、各地で何故あんなにも騒ぐのでしょうか。



●「鯉のぼり」だけでなく、このなかに「うなぎのぼり」や「なまずのぼり」もあるんですよ。今回は見つけることが出来ませんでした。






●なんとなく向山がピンク色に見えるのですが...


【補足】
 きたかみのさくらまつりは、「4.15〜5.5」までの期間となりますが、いろいろな行事が組み込まれています。詳しいことは北上市のHPをご覧になって下さい。展勝地の古いデータですが、以前のページ「2008年」「2009年」・「2010年」・「2011年」をリンクさせました。

  <http://kitakamicity.net/sakura/blog/post_50.html>



●5月1日(火) はれ

 展勝地のさくらですが、5月の連休まで持ちそうです。展勝地が展開する北上から江刺に向かう道路は、残念なことに地方道14号線一本だけで、さくらの時期には猛烈な渋滞になります。展勝地のレストハウスに行くには、北回りと南回りの二通りがありますが、見事なことに駐車場が満席になりどうにも動きがとれません。今日は天気はいいのですが、黄砂とおもわれる現象でお天道様がかすんで見えました。平日ですが、完全に車て埋め尽くされています。今回は少し下流にある「男山」から展勝地をスナップしました。左側から泣かれている和賀川と北上川とのみずの色が完全に違います。西山からの雪解け水でこのような現象になります。北上川は漁業権がありませんが、和賀川は完全に管理されていますがセシウムでの話題はあまり騒がれていないようです。県南部の奥州市・一関市では、いろいろな被害が出ているようです。福島に近い宮城県は岩手より汚染度が高く、大変でしょうね。被災地での瓦礫処理がなかなか処理しきれないで困っているようですね。この連休中に県外から海岸部を訪れて現状を見てもらいたいものです。



●右手の上流に「珊瑚橋」が見えますが、桜並木はご覧のように北上川に沿って展開します。下の道路はびっしりの車で、抜けるのにどの程度の時間がかかるのでしょう。



●男山の展望台には車でぎりぎり移動が出来ます。下の駐車場から階段で上がるが、迂回するかの道路があります。



●展勝地の東側にある「国見山」の麓ですが、散策やドライブコースとして最適です。この道路は山越えして北側に抜けることが出来ますが、殆ど車の通行は見られず、花吹雪が舞っていました。「さくら」が通り過ぎると、次は「つつじ」の時期となります。あっという間の桜前線の通過でしたが、もう津軽海峡を越えたようで、旭川では満開ですと...


 【使用カメラ...Sony DSC-T30  3× Optical Zoom 7.2Mega Pixcel】
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●気まぐれ Diary Memo        edit '08.5.8〜

*** ようやっと春の気配が... ***   
<添付写真6+4+4+2=16枚>