●’11.4.28(木) くもり
 
新聞紙面がどんどん元の枚数に戻り、多角的にいろいろな情報が記載されるようになってきました。日ごとに多くなる被災地の情報ですが、今回の被災地が広範囲なために宮古・釜石・大船渡・陸前高田との間に散在する地域が新聞紙上にあまり掲載されません。県北から陸前高田までには、それぞれの地域で活躍している新聞社などが独自に掲載している所も多々あります。特に大船渡・陸前高田・住田をベースにしている「東海新報社」が3月11日付けで遮断していたHPが4月27日付けで回復しました。この新聞社には、大船渡湾を見下ろす高台にライブカメラが設置されている関係で、時々このカメラで大船渡湾はよく覗いています。東海新報社アドレスは次のようになっています。 
  < http://www.tohkaishimpo.com/index.html >

 今回の震災は二つの要素を持っています。一つは地震に伴う大津波の沿岸被害地区、二つ目は津波と原発のダブルパンチを喰らった福島の複合被災になります。原発は未だに収束の見通しがつかず、専ら首都圏に近い原発のために紙面やテレビが集中して報道しています。原発に関しては、岩手に住む者にとっては、その経過を静観するだけで放射能汚染の心配はありません。沿岸部では津波のために漁業が壊滅的な被害をうけましたが、徐々に動き出しました。ただ現地での海底や湾内の瓦礫処理でなかなか思うようにいかない...と報じられています。二つのことをくまなくメモするにはあまりにも多岐にわたり、どちらかに絞らないとメモするのも大変なのです。欲張らないで、自分の気が向くままにメモすることにしています。

 自分が住んでいる内陸部は、特に大きな被害にはあわなかったことから、沿岸部の津波による被害状況を第三人者として傍観しているに過ぎません。現地に行って何が出来るでもなし、一日の時間をこんなHPにメモしておくだけが、自分のしていることとなり情けないとは思っていますが、これが現実なのです。時間がたつと忘れ去られていく記憶を何とかメモしておかねばと感ずるだけです。内陸に生活している者にとっては、「東北新幹線」と「高速道路」の報道にメモが集中しがちです。震災後あまり時間が経過しないうちに電気が回復し、通信回線機能も戻り、生活のスタイルも以前の常態に殆ど同じになりました。今まで暇に任せて、ばらばらメモしてきたことはまるで自分の日記みたいなものです。これをまとめ作業は大変なことになりますが、一貫したものはなく新聞やネットで得た震災関連の情報を適当に抜粋しメモしているだけです。明日は新幹線が全線で復旧し動き出す予定とのこと、無事に動くことを願ってやみません。

 なお以前のメモについては下記のページをご覧下さい。

◆3.11 東日本大震災と津波の襲来  ・・・沿岸部が壊滅的な被害を被る

◆4.7 余震M7の襲来          ・・・二度目の大地震で再度停電

◆7.10 被災地を訪れて         ・・・現場を自分の目で見てきました



●4月20日(水)はれ
 奥羽山系が見事に真っ白になった。寒暖の差が激しく平気で10度くらいの差が出来る。風が強いと花粉は膨大に飛び散り目がしょぼしょぼするしまつ。海岸では今頃の雪で大変なようです。内陸部は北上山系の峠は雪化粧に変わっていたる。新聞記事が一段落してきたが、福島の原発事故が簡単には収束はせず、大気汚染で原発近隣の北西に位置する飯舘村・川俣町などでは避難指示が発令され二次被害に対処されている。

 今回の大災害は地震と津波、それに加えて原発事故が発生し完全に北日本の太平洋側はダメージを受けた。震災に関連した現地の復興・復旧に巨額の費用が必要となり、約25兆円と試算されている。如何にして財政再建するかが大きな課題になり、「消費税3%の増税」・「電気料金の値上げ」などが検討され始めた。消費税は1%上乗せすると税収が約2兆5千億円に相当するようで、3%引き上げを3年間継続すると22兆5千億円の税収増となり復興財源にあてる考えで、12年から実施する案が考えられている模様。いろいろな方策が考えられるが、一日も早い方向性が震災復興への希望へ向かって前進してもらいたい。

●この冬は寒くて結構雪が多い年でした。5月の連休までにはかなり暖かくなるのでしょうが、桜前線は月末頃になりそうです。震災で新幹線も遮断、JRもまだ全線が開通していません。鉄路は特に被害が甚大で、県南部から宮城方面のようです。高速道路は殆ど機能を回復し、流通関係は戻ったようです。ただ、震災関係で工場などでの被害も多く、今回の原発事故の関係から電気事情も不安定要素が強くなったようです。順調に復旧・復興が進むことを願ってやみません。



●4月25日(月)曇り 時々小雨
・【震災関連情報】...普代浜の水門と防潮堤
 ここ数年間、宮城沖の震源地が何度も何度も注意予告を発していたのでしょうが、悲しいかな地震と津波を予知するテクニックを我々は持ち合わせていません。「震災は 忘れた頃にやってくる...」。すばりその通りです。新聞に被災地各地のいろいろなことが報じられていますが、見事だったのは県北の普代村のコメントでした。
 
明治三陸大津波で同村は15メートルの波に襲われ、2千人近い死者・行方不明者の出しており、当時の和村幸得村長が普代浜に注ぐ普代川300メートル上流に高さ15.5メートルの水門と幅205メートルの太田名部防潮堤が12年の歳月と総工費35億円をかけて1984年に完成したものが、今回の大震災で見事に威力を発揮した。ただ津波の高さは水門を超えて20メートルにも達したという。普代村内での犠牲者は出ていないのですが、近くの野田村で被災し7人の方が犠牲になっている。先人の見事な先を見通す情熱が、今になってその価値が賞賛されているそうです。このような先を見通すような方はになかなかいらっしゃらないものです...



●4月27日(水)小雨

・【宮古市の復興】

 
宮古市では被災した市街地の復興には格別な制限は設けず、家屋の建設に自粛を求めると報じられています。市街地の半分が被災し、残りの半分は機能している現状から一律に規制することは難しいと判断されたようです。県の財源に限度もあり、ここらの判断は各自治体に判断を委ねたかたちで、復興には経済的な難しさが伴ないます。海岸部は山肌の裾野に展開する土地の事情もあり、自然とそのような結論になったと思われます。市街地の海側にあった10mもある防潮堤をなんなく乗り越えてしまった津波の威力ですが、自然の力は予想がつかないものです。生活の基盤は自分の土地がそこにあるから成り立つことであり、仮に市が買い上げて代替え地などを準備しない限り新しい町作りには限界があり、なんとなく頷ける感じもします。今後、今までの市街地をそのまま復興させるには、より強固な防潮堤の建設が迫られるのでしょう。土地は個人の所有物ですし、津波や地震で破壊された家屋や店舗には、補償がどの程度適用するのでしょうか。地震保険はありますが、津波保険というのは聞いたことがありません。確か津波とか天災の場合は保険事項には免責事項があったようにも記憶しています。労災では何人かの方達が適用され、保険金が支払われているいるようです。  ...このメモブログと同じものです。

・【
震災関連情報】... 地震予知の研究
 今朝の新聞にちらりと紹介されていましたが、今回の大震災での地震予知では何故か「ナマズの話題」が欠如しているとか。そう言われてみれば、どこにもナマズの話が見られません。この地震予知に関連することは1891年の内陸型の濃尾大地震が岐阜・愛知県震度6〜7に襲われたことに関連する。地球物理学者の田中舘愛橘が提唱し、東大地震研究所なるものが設置されたという。当時の研究によると「断層の発見」・「地震での地磁気の変化」を証明し、「50年後の夢」として予知が研究されてきた経緯がある。
今回の大震災に関連し、この予知が効を成さず、地震学教授が日本政府に地震予知政策の無意味さを訴えているとか。今回の大震災は「想定外...」という見解で片付けられるようだが、なんかそれでは済まないと思われ、ある意味では逃げの言葉でしょう。
 プレート移動による研究が進み、地殻移動の分析はかなり詳しいことが分かってきてはいるが、「地震予知」という分野は簡単には出来ないことを物語っている。地震国である日本にはこのような大災害が課せられており多角的な研究が必要なのでしょう。少なくても被災地の見学なんて言うことは慎むべき事ですが、既にかなりの数の見物する車が被災地に入り、復旧作業の妨げになっていることが報じられています。どうして静かに見守ってあげることが出来ないのでしょうか。やはり人ごとなんですよ...(>_<)



●4月28日(木)くもり
 ネットをご覧になっている方は気がついていると思いますが、遙か上空からの衛星写真<Google Earth>が更新されています。震災後の三陸から福島までの沿岸部は瓦礫になって被災地のものに入れ替わっており、海岸部にはもの凄い破壊後の瓦礫が映し出されています。なお以下のメモは岩手日報からの抜粋です。詳細はHP< http://www.iwate-np.co.jp/ >で閲覧して下さい。

・【
釜石市の建築制限
 今朝の岩手日報紙上に釜石市の建築制限について掲載されていました。それによると
津波で浸水した区域での新・増築を控えるように呼びかけ、建築行為の自粛要請がなされています。各地方自治体に委ねられている建築制限にについて、経済復興の足かせになると条例化にする反対が議員から続出し、「市街地の資産価値が失われてしまうと、事業者にとっては死活問題になり、代替え地とかの設定から論ずべき...」とのことになったそうで、前日の宮古市とは見解が異なり、6月までには結論が持ち越されという。釜石市は山肌に沿った狭い町並みで、宮古市のような比較的に広い場所がない。町並みが海岸に沿って形作られているし、後ろに山を背負っている。行政側にしても苦しい判断が求められのでしょう。代替地と言っても、海を埋め立てるわけにも行かないでしょうし、20メートルもあるような防潮堤を作るとしても膨大な経費がかかります。釜石市では約4200戸が津波被害に遭遇し、釜石地区で1739戸、少し離れた大槌・鵜住居地区では1790戸の被害を被った。危険地域に住まざるを得ない苦渋の選択を求められるのでしょうか。


・【
三陸鉄道の復旧
 岩手県の発表によると、
現在運休している北リアス線(久慈〜宮古)は2年後、南リアス線(釜石〜盛)は3年後に復旧を想定。その費用が180億円かかる見通しだが、国が新たな支援制度の検討に入ったことから復旧の目処が立ち始めた。
 
三陸鉄道は現在、「久慈〜陸中野田」間と「宮古〜小本」間の約36キロが運行されているが、南リアス線を含む総延長107キロのうち、66%がダウンしたままになっている。現行の災害復旧補助制度では、国と自治体が4/1の負担、事業社半分負担する事となっているが、三陸鉄道には自己資金がなく復旧が出来ず廃線に追い込まれると言われていた。
 県として国に支援を要請。国側から「現行制度から新しいものを考えることの確約があった...」と、県議会で報告された。この計画によると「陸中野田〜野田玉川」間は1年後の復旧を見込み、早期に工事に着地し、他の区間も段階的に復旧を目処とするようで、明るい話題であった。

・【
被災地支援の現実
 宮古市の東日本大震災、被災世帯を対象にした義捐金と生活再建支援金の給付が開始された。それによると、死亡一人あたりと住宅全壊の場合、各50万円、半壊が25万円。生活支援金は全壊と解体が各100万円、大規模半壊が50万円。再建方法により最大200万円が加算される。
 一つの例として、自宅が流され現在待避生活をしている方は、義捐金50万円と支援金100万円支給される。これは一時金に過ぎず、今後の生活に大きな不安を残す。今後の生活設計が重い負担になってしまう方達が大勢おり、今後の大きな社会問題が課せられた。



●4月29日(金) はれ
 飛び石連休が始まりました。奥羽山系が綺麗に見えます。八幡平の「アスピーテライン」も昨日、秋田県側からも同時に開通し、雪の回廊が楽しめます。須川高原は5月10日に、北上の夏油元湯温泉も5月6日から開通する予定になっています。いよいよ冬のシーズンともお別れです。今年は震災後のこともあり、経済復興での楽しいシーズンになってもらいたいものです。須川と夏油のHPアドレスをメモしました。
   <http://www.isop.ne.jp./sukawa/front.htm>   ・・・須川温泉 5.10オープン
   <http://mizuki.sakura.ne.jp/~geto/>        ・・・夏油元湯 5. 6オープン

・【東北新幹線全線開通
 なんか因果か49日ぶりに東北新幹線が開通。震災発生から7週目で、偶然ですが仏事の四十九日と同じ巡り合わせとなりました。50日目で「東京〜新青森」間の全線開通です。一部でスピードが抑えられておるようですが、これで青森から鹿児島まで新幹線で一本化したことになります。完全修復するまでにはまだ少し時間がかかりそうですが、素晴らしい修復技術力に感心しています。東北道の渋滞も報道されていますが、ETC割引は6月からはかなり削減されそうです。被災地に見学を兼ねてドライブする方も多いのでしょうが、個人的にはあまりいい感じがしません。

JR東日本は29日、仙台〜一ノ関間で東北新幹線の運行を再開し、東日本大震災から約1カ月半ぶりに東京−新青森間(713.7キロ)の全線で復旧。下り一番列車となる「やまびこ」251号盛岡行きは午前6時12分に東京駅を定刻通りに出発。新型車両E5系で運行する「はやぶさ」501号新青森行きも、車体に書かれた「つなげよう、日本。」「がんばろう日本! がんばろう東北!」のメッセージとともに午前8時44分に東京駅を出発して、新青森駅を目指した。震災前の3月4日にデビューしたばかりの「はやぶさ」は東北復興のシンボルとして東京−新青森間と東京−仙台間を各1往復する。
 東北新幹線は3月11日の東日本大震災で全線が運休。東京−那須塩原間など徐々に運行が再開され、25日には東京〜仙台間が復旧。仙台−一ノ関間を残すだけとなっていた。【読売新聞の記事を借用】




●写真の調整は結構が面倒なものです。原画は4:3の標準画面ですが、拡大率を変えて16:9位のワイド画面になるようトリミングしています。少し傾いていましたが時計方向に1.5度ほど回転して落ち着きました。色補正は「Adobe Photoshop Elements 4.0」のスマート補正をかけました。中学校のさくらが5分咲くらいになっており、連休まで持ちそうです。山は真っ白ですが、夏油スキー場は閉鎖のままです。いつもの二階ベランダからの撮影です。



●5月5日(木)はれ
 もう少しで震災から2ヶ月になります。混乱した震災への対策も、なんとか落ち着きを取り戻してきたようです。さくら全線も青森まで進んだようで、北上市の桜も満開となり、あちこちで田植えが始まりました。東北新幹線もようやっと完全復旧しました。明日は暦の上では「立夏」となります。
 福島の原発事故だけは未だに解決への見通しがつかず、収束に手こずっています。東電の工程表によると、順調に原子炉の安定化が進めば、年明けには避難住民の帰宅許可が判断すると報じられています。そう簡単には行かないだろうとは予想されますが、原発の賠償に関連し、「電気料金の値上げ」が当然のことになります。東電・各地の電力会社・国との連携で膨大な賠償が支払われることになりますが、一体どの程度の賠償額になるかは見通しがつかないのでしょう。

 震災への一次補正予算が成立し、混乱した政局も「菅総理おろし...」まで進行せず、自民党・公明党も腰砕けになってしまいました。民主党内部の抗争も次の総理が見えず同じような状況に追い込まれています。ここらの批判は適当にしてやめておきますが、政治家が政治家になれなければ、この難局は簡単には乗り越えることは出来ないのでしょう。重き荷を背負わされた、菅総理自身が体調を崩し倒れなければいいのですが...

 ここ数日の海外のニュースとして、9.11の首謀者と言われた「ウサマ・ビンラディン容疑者」がアフガニスタンで殺害され、直ちに水葬されたと報じられていますが、ここらの詳しい真相は報じられていません。ネットやテレビというもので、このような報道があっという間に世界中に配信されます。軍への命令は拘束が主ではなく、完全なる抹殺だったようです。世界中のあちこちでいろいろな紛争が起きていますが、日本の大震災とは次元の違う出来事です。

 連休で被災地にボランティアの方達が駆けつけてくれてようですが、一部報道では瓦礫見学で被災地では交通渋滞が起きたそうです。物見遊山の県外ナンバーの車が押しかけてくることは予想が出来たことです。沿岸部での被害が甚大で、海底に沈む瓦礫の処理で処分するまでにはかなりの時間が必要なようです。肝心な漁船の流失や破壊で、漁業の復旧には膨大な経費がかかるのでしょう。漁業で生活している方達にとっては、再生しなければ食ってはいけず、精魂を込めて動き出しました。また被災地では、住宅が流されたりし避難生活が強いられていますが、仮設住宅建設が進行しています。岩手県の推計では世帯数が約2万戸となっていたようですが、建築資材や用地などの問題で一苦労していると報じられています。

災害対策本部からのメモ
 東日本大震災の死者は5月4日現在のまとめで、12都道県で1万4785人、行方不明者は6県で1万271人となっている。被害の大きかった死者は宮城8873人、岩手4335人、福島1513人となり、行方不明者は宮城6100人、岩手3306人、福島861人となる。3県で検視が終わった遺体のうち1万2510人の身元が確認されている。なお、原発事故などによる避難も含め18都道県に設置された約2400の避難所に、約12万4千人の方達が身を寄せている。<
岩手日報記事から> 
 それにしても膨大な数の犠牲者です。改めてご冥福をお祈りいたします...(>_<)



●5月10日(火)はれ... 風つよし
 さくら全線が北海道へ渡ったようです。今回の震災でGWも各地はお客様の観光客冷え込みが激しかったようです。来月からは休日の1000円割引がなくなりますが、菅政権が公約した「東北高速道」は未だに方向性が見えません。問題は財源なのですが、どのようにするのでしょうか。
 
ここ数日の話題として、菅政権から出された浜岡原発停止要請ニュースが流れています。ブログにメモした再掲となりますが、新聞に報道される記事が中立ではなく、なんとなく批判に傾注しているようにしかとれないのは、私の考えが曲がっているのでしょう。

 今日の新聞報道によると、
中部電力は政府からの要請を飲み稼働中の原子炉2基の運転を停止決定。ただし、停止期間は防潮堤などの整備で津波等の対策が完了するまでの約2年間としています。これに伴い停止していた火力発電が再開となり、燃料となる液化天然ガスLNGの確保が急務になっています。
 今回の政府からの「停止根拠」は、国の「全国地震動予測地図」であり、
事故を起こした福島原発の確率はなんと「0.0〜0.8%」になっているのが不可解なのです。開設コメントの後に、「一般防災用の確率なのであまり意味がない」と一言添えられています。一体、なにを信じたらいいのでしょうね。地震予知はあくまでも予測であり、きちんとした裏付けはなく「転ばぬ先の杖...」ということなのでしょう。ここに「想定外...」という言葉の重さの意味があるわけです。

◆5月8日のブログから
 
福島原発が簡単には収束が出来ず、東電も必死です。とは言え、周辺地域の一時帰宅が開始されそうですが、以前の何事もない状態に戻るには数年では出来ないでしょう。突然ですが、ビックリニュースが報じられました。
 静岡にある「浜岡原発の全面停止要請」が政府から出され、中部電力が難問を背負されました。ネットでは菅総理の独断と報じられていますが、決してそうではないと思われます。それにはきちんとした根拠があるようです。今回の福島原発事故に関連し、M8程度と想定されている「東海地震の震源域」と予測される所に浜岡原発が位置します。巨大地震と津波の危険性が87%と予測されている所で、仮に福島と同じような事故が発生したと仮定すると、首都圏が放射能汚染される危険性が高くなり、東海道新幹線、東名高速道など日本に大打撃を与える事が予想されるためです。浜岡原発は5基の原発が設置されており、御前崎市の海岸に位置し、1、2号基は廃炉、3号基は定期検査中ですが運転再開は認めず、4・5号基は稼働中ですが、停止するように求めたと言われます。
 突然、決断を迫られた中部電力ですが、原発の占める比率が12%ですが、仮に原発を中止した場合、停止中の火力発電に切り替えたとしても燃料費が圧迫し大幅な赤字になると言われています。今回の政府の要請は法的な枠組み?を超えていることもあり、株主へのリスクから中部電力の経営陣は厳しい立場に追い込まれると予想されます。周囲の関連企業には、「トヨタ自動車」・「ソニー」・「東芝」などの大企業があり関連した製造業も存在し停止要請には波紋を投げかけました。現地の御前崎市長は、「関連雇用に影響が出る...」と政府の対応に批判が吹き出しました。浜岡原発では住民の1200人が働き、原発関連の歳入が予算の4割を占める現状から、原発が停止となれば大きな社会問題になってしまうと訴え、「原発交付金」という恩恵から地元が潤っている実態を浮き彫りにしました。今後、中部電力はどのような決断をするのでしょうか。菅政権からの突然の停止要請の発表に、アメリカが歓迎のコメントを寄せていることには驚きです。なおこのメモはネットから拾ったものを適当に圧縮した、独りよがりのコメントに過ぎません。
●5.10の新聞報道によると中部電力は、稼働中の原子炉2基の運転を停止決定。ただし、停止期間は防潮堤などの整備で津波等の対策が完了するまでの約2年間としています。これに伴い休眠していた火力発電が再開となりますが、燃料となる液化天然ガスLNGの確保が急務になっています。今回の政府からの「停止根拠」は、国の「全国地震動予測地図」であり、事故を起こした福島原発の確率はなんと「0.0〜0.8%」になっているのが不可解でもあります。開設コメントの後に、「一般防災用の確率なのであまり意味がない」と一言添えられています。一体、なにを信じたらいいのでしょうね。地震予知はあくまでも予測であり、きちんとした裏付けはなく「転ばぬ先の杖...」ということなのでしょう。



●5月14日(土)はれ
 周囲の田んぼがようやく田植えの準備に入りました。例年より1週間は遅いようです。山も雪が溶け「夏油温泉」や「須川高原温泉」も開通しました。いよいよ新緑のシーズン到来です。
 早いもので大震災から2ヶ月が過ぎました。被災地の沿岸部は瓦礫処理と、市街地の商店街は復旧が始まったようです。自由宅をは消失した方達には、仮設住宅の建設が進行しています。代替え地と言ってもなかなかままにならぬこともありそうです。漁業を主とする方達は生活の基盤から海岸に近い元の位置に家屋を再建するようですが、勇気が必要となります。内陸部への避難している方達もかなりの数になりますが、そのまま今の生活を継続する訳にもいかず、今後の生活設計に困っているようです。沿岸部の電気・電話・水道などのライフラインは殆ど回復したようです。連休にかけてかなりのボランティアの方達のいらした事は素晴らしいことですが、徐々に生活が落ち着いてくるとドライブを兼ねての見物客のマナーがひんしゅくを買っているようです。私は、テレビ番組での録画画面と、記念写真集などで現場をみたことにしていました。日ごとに片付けられて行く瓦礫でしょうが、積み上げられた瓦礫処理で一苦労している様子がテレビや写真集から読み取れます。
 福島原発は相変わらず収束が難しい状態が続き、1号基は燃料のメルトダウンが確認され、冷却ようの水がどんどん地下浸透し、海水汚染も進行しているようです。岩手でも酪農用の牧草地でのセシュウム量が基準値より多く、放牧への注意がうながされていました。福島原発から北西方向の飯舘村と川俣町の住民避難が始まるようです。一方、政府からの強い要請で静岡県浜岡原発は運転停止となりました。ただ完全な廃炉になるのではなく、防災対策を施してから安全が確認が判断されると、2〜3年後には原発発電は再開されるように確約をとりつけていると報じられています。福島原発の農・漁業や地域住民への損害賠償が巨額となる事が予想され、到底東電だけでは賄いきれず、国がバックアップすることに決まりました。問題はその財源なのですが、今後はいろいろな面での補償に追われどのようにして予算化するかがこれからの課題になるのでしょう。原発事故については未だに時間が経過していくだけで、完璧な事故処理にはかなりの時間がかかりそうで、テレビ放映が少なくなってきました。北国では暑さ対策にはあまり困らないのですが、これから本格的な夏場に向けての節電が大きな課題になりそうです。考えてみれば、誰もみていない時間帯の深夜テレビ放映なんて必要ないですよね。地デジ放送は、原則として岩手・宮城・福島以外の県は予定通りに実施されるようです。
 管首相と海江田経産相は、原発が収束するまで、ご自分達の報酬を返納すると報じられています。それに関連して東電のリストラや保有資産の売却や、役員報酬の返納などが報じられています。役員報酬の額が巨額でびっくりしましたが、一流企業となれば7000万ということで、生きている世界があまりにも違うのに唖然としました。一握りの役員報酬とはいえど、生活レベルが格段に違うんですね。東京に何もかも一局集中している機能は、もっと地方へと分散してもいいのではないかと、今回の東電と政府の対応から考えさせられました。地方は首都圏へ労働力を提供し、生活物資やライフライン等の供給をし支えてきました。それが地方の宿命なのでしょうが、今回の原発事故を契機として一気に不満が吹き出しました。もっともっと地方住民は怒ってもいいのですよ。



●5月28日(土) くもり・小雨
 もう少しで大震災から3ヶ月が経過します。福島原発は未だに収束が進行せずに、放射能汚水処理で足踏みしています。今までの経過から、IAEAの立ち入り調査が始まることになり、訳の分からないことで混乱しています。国会で空白の55分間として、自民党総裁が菅総理を追及しましたが、あけてビックリ...現地の吉田所長が実際問題として、海水の注入を独自に判断し継続していたことが話題になっています。このような措置は現場の方が判断し、国への上申などという時間が無かったほど切迫していたことに尽きるようです。仮に原子炉で水素爆発が起きなかった場合は、ここらのことは機密事項として外部には一切開示しないという企業の体質が貫かれているようです。現実問題として爆発が起きてしまい、事故への検証が始まることから、東電は情報公開をするのが妥当と判断したのでしょう。このような情報は、リアルタイムで流されるテレビと、ネットという代物がいとも簡単に外部へ情報が漏れ出すことからマスコミにも責任が問われると思うのです。東電が事実を隠蔽する体質は、技術に対する自負心だけではないようです。東電の記者会見場が福島の現場ではなく、東京本社で開催されていたことから、確実に情報が伝わっていない事がその大きな理由となります。

 あれほど菅総理を責め立てていた自民党谷垣総裁の持ち合わせている情報も、政府が持ち合わせているものと同じ次元のものではありませんか。谷垣総裁が独自に持ち合わせている情報とは言えず、菅総理が強引に「注水中止を迫った...」という情報の信憑性が消えてしまい、今後どのような対応をするのでしょうか。 どちらにしろ、今後の震災復旧は、菅政権では出来ないと言う論理から、来週には自・公の共同で衆議院の場で菅総理の不信任を突きつけるようです。このような政争はどうにも理解に苦しみます。どう考えても、国民からの信を得ることにはならないと思われます。下野した自民党にも明日はないようにも思えるのです。そんなに菅総理は愚鈍なのでしょうか。民主党の小沢派の離脱、造反を狙っているのでしょうが、世の中そんなに甘いものではないでしょう。勿論裏取引があっての、計算ずくめの対処なのでしょうが、仮に小沢派が80人ほど造反したとしても、自・公と小沢党とは連立は出来ないことでしょうし、政権奪取する事が目的なのでしょう。見方を変えたら、衆議院で「菅総理の不信任」が拒否されたら、菅政権は任期終了の2年間は万全たる信任を受けたことになります。自・公にとって我慢するのはあと2年だけですよ。

 福島の現地で、事故処理を采配指揮した吉田所長に、東電本社から処分が検討されている旨のコメントが報じられています。肝心な原発管理機構の保安院と政府関係者にとっては、完全に東電側からの情報に踊らされていたことが判明しました。見方を変えると、原発は自民党政権時に強力に推進された経緯があり、当時の民主党は全く相手にされていなかったことと、原発の管理機構がいかにいい加減な仕事をしたきたかが分かります。自民党と東電とは、お互いの利権が絡み、お互いの利権追求が主目的で、このような非常事態などは全く考えていなかったことに尽きるようです。所詮、「想定外...」という言葉がいろんな事を包み込み、時間が経過するにつれ自然と薄められて行くように思えてきました。何度も同じようなコメントをメモしましたが、菅政権は「政権交代という」ことを成したことから、完全な貧乏くじをひいたことになります。自民党にとっては、ご自分達の政策の矛盾を全部民主党に押しつけたことになり、政治なんて所詮こんなものなんだと感じてしまいます。

 菅総理はフランスでの原発サミットで完全に世界中から笑いものにされたようですね。また突然ですが、なんと1000万戸の家庭に太陽発電を推進すると宣言したようです。ちなみに太陽電池の設置には3KWで約200万円の設備投資が必要になるのだそうですが、国で殆ど費用を補助し「屋根の敷地を提供して下さい...」という訳でもなし、なんかいつもの菅総理のゼスチャーなのでしょうね。東北のような積雪地帯にとっては、冬場は完全に屋根が雪で覆われますが、太陽電池が屋根の雪を溶かしたくれる訳でなし、いろいろな矛盾がこの世を動かしているんですね。菅総理はまるで「重き荷を背負った旅人」のようで、何とも可哀相になってきます。国会中継で答弁している菅総理の姿は、目の動きがうつろであり、精神的な疲労から小渕総理のように倒れないことを祈っています。少し内容が独断と偏見になってしまいました。ご容赦下さいませ...(>_<)



●いまこんな時期です。新幹線が正常に動き出しましたし、ライフラインも殆どと元通りになりました。とは言え、相変わらず小さな余震が続いています。地殻変動が落ち着くまでにはまだまだ時間がかかりそうです。



●6月2日(木) くもり
 温泉にでも行こうか?と考えていたのですが、午後から菅内閣不信任のテレビ放映があることから、昼過ぎから夕方までテレビワッチとなりました。自・公の趣旨説明を聞いていたのですが、なんともやりきれない感じがしたのです。自・公が頑張っても到底ひっくり返す事なんて出来ないことが分かっていても、それでもこのようなことを実施するのは、一旦、野に下ってしまえば何んとも空しいもので、自・公の完全なあがきにしか見えません。本格的に追いやるのであれば、二段階として参議院で「問責決議」を突きつけるのでしょうか。このような政争を見ると、政治って一体何なのだろうか?と感じます。ある意味で、今回の事で当分の間は菅政権の信任となるのですが、これから震災復旧に向けて全面的に与野党で足並みをそろえて協力しあうのでしょうか。「国民のため...」と議員さん達はおっしゃいますが、まるで隠れ蓑みたいなものようにしか映りません。震災対策が優先すべき事であり、こんなことをしている時ではないでしょうに... 
不信任決議案は衆院本会議で採決され、賛成150+2、反対293(投票総数445、過半数223)で否決となりましが、本会議の前に開かれた民主党代議士会で「菅総理の自発的な退陣を表明」を受け、小沢・鳩山グループは自主的判断となり不信任案に賛成しないよう呼びかけがあったようで、民主党内からの大量造反はありませんでした。ただ松木謙公元農水政務官が賛成票を投じ、小沢氏は本会議を欠席。賛成・反対討論をしている中で、原口・渡辺さん達の説得にも応じない松木議員を説得する数人の議員達の動きが、メディアを通じて映し出されているのに気がつきました。
 福島の原発事故は未だに収束の見通しがついていません。政府にIAEAからの事故への指摘が成されたようですが、格別な拘束力がありません。原発推進をし、国力をつけ経済大国になったのは自民党での政策でしたが、菅政権は偶然にもその事故のツケを背負わされてしまいました。菅総理は政権を投げ出さないよう願うだけで、猛烈ないじめに耐えて頑張っで下さい。普通の感覚では、とてもやってられないですよ...(^O^)/~



●6月5日(日) はれ

  ***  不信任案否決後の混乱 ***.
 一般的な判断として、菅総理の「不信任案否決」を民主党が絶対多数で成し遂げたのですから、党として祝うべきなのでしょうが、否決に至る裏工作話で一悶着が起きています。国内の三大新聞社だけではなく、ネットで多角的な関連記事を読むと、広範囲でのいろいろな情報を読み取ることが出来ます。読売・朝日・毎日ばかりではなく、グーグル・産経・日経・CNN・時事通信・ロイター・共同通信...など、同じ話題がとりあげられ時間潰しにはもってこいです。テレビでは特別番組の内容が動画情報としても取り上げられていますし、便利というか、情報の怖さを感ずる次第です。
 先般の「不信任案」否決議決の裏で取引された切り崩し工作は、鳩山・小沢・谷口のお三方の目論見?がいとも簡単に崩壊し、菅総理は意地でも総理という座を簡単に放り投げることはしないと宣言してしまいました。だけどそれは一般的な感覚ではないでしょうか。野党が総理を排除するには「不信任案可決」か「選挙」しか方法がありません。偶然にも、かっての自民党政権の総理のたらい回しが、政権交代という千載一遇のチャンスを作り上げてしまい、菅総理は市民活動から這い上がり掴んだ総理の座です。見方を変えると、歴代の総理経験者や鳩山・小沢さんのような経済的に恵まれた境遇や、親から頂いた政治家環境とは異なり、自分の努力で掴んだ座です。総理という座が、民主党内部からも圧力をかけられ、牛耳られることに対する反発にしか映りません。今まで努力し築き上げた総理の座を、残りのあと二年間は楽しみたいのではないかとも感ずるのです。

 今後の政局を予想するに、政党が乱立し連立がなければ成り立たないと思われますが、参議院を制覇した自民党にとってはなんとかして衆議院を制覇したい焦りが見られます。見方を変えると、自民党にとっては今が天下を取り戻す絶好の機会なのでしょう。民主党を分断すれば、なんの特長のない政権失敗政党へとなってしまいます。従って、今は見にくい内部抗争は慎しみ復興に協力するのがベストだと思うのです。この感覚が通らないのが政治の世界のようで、国民不在の完全なる権力闘争に過ぎません。
 野党時代の批判勢力の菅総理に、首相という椅子を与え国の方向性を委ねたのですから、ご自分の判断での幕引きをするまで静観するしかないでしょう。今後、菅総理の判断がどのように変化していくかを見守ることとなりますが、期せずして与野党とも完全なる排斥への動きとなってしまいました。どなたが首相をおやりになっても、かっての豊かさを誇った世界第二位の経済国も完全に陰りが出てしまい、今のこの閉塞した日本の現状を抜け出すにはかなりの時間と意識の切り替えが必要になると思われます。
 次の段階は、参議院での「問責決議」と、民主党内部からの突き上げに菅総理がどの程度耐えることが出来るか...ということなのでしょうが、菅総理はどれだけ広い心の持ち主なのでしょうか。代議士会で、ジョークとしてお遍路の話がちらりと漏れましたが、それが本音なのかも知れませんね。歴代の総理経験者が「辞めてほっとした...」と言う話があちこちの情報で伝えられています。もの凄い重責で、普通の感覚では務まらないでしょうが、権力とはもの凄い魔力なんでしょうね。
 未だに福島原発は収束していませんが、時間が経つにつれて少しずつ原発事故のニュースが希薄になってきました。九州地方は梅雨入りになったようですが、東北地方の震災地はなかなか振興復旧が進んでいないようです。瓦礫の処理ですが、処理できる広い土地がないのがリアス海岸の現実です。一つの今後の見通しとして、復興までには10年という時間が必要だと述べられています。何らかの緊急な支援策がまとまらない現状は、天災ではなく完全な政治家達の人災に過ぎません。今の政治不信が、次の選挙には、民意としてしめされるのでしょう。次の政権を担当すると思われる、自民党もしっかりして下さいませ...



●6月7日(火) はれ

  *** 往生際の悪い菅総理 ***   <ブログもどきの焼き直しです>

 この政変をコメントする事が難しくなってきました。本来なら、「不信任案否決」後に、菅総理のもとに震災対応への内閣改造などが話題になるのでしょうが、ご自分の延命につい言葉を滑らせたことが契機となり、与野党から猛烈な反発を喰らってしまいました。ご自分で掴んだ総理の座により長く座っていたかったことに執着し過ぎたことに尽きるのでしょうか。今までは菅総理に陰ながら応援していたのですが、内部からも信を失ってしまったことから、なんか「往生際」悪い...としか映らなくなってしまいました。歴史の流れとして、菅総理は未来永劫記録に残るのです。二世議員とは違い、ご自分の努力で掴んだ総理の座を放棄するにはやはり未練がのこるのでしょうね。後輩の方達にこの国を委ね、残りの時間は気儘にご遍路する事で心が癒されるのでないかと思うのですよ。水戸黄門ではないが「もういいでしょう...」そのような感覚になってきました。
 あまりにも急激であった政権交代劇は、民主党にとっては政治に対応する肝心なベースがなかったことに尽きそうです。事業仕分けで脚光を浴びて進んだ政治改革で、「子供手当・高校授業料や、高速道路の無料化・年金の一本化...」など大胆な提案を、自民党政権で成し得なかったことをマニフェストに盛り込み国民に夢を抱かせましたが、財源という躓きから破綻してしまった現実があります。まるでそのツケを大震災が後押しし、追い詰めたかのようにも思えるのです。
 菅総理の早期退陣が条件で、「大連立」への条件闘争が動き出し始めましたが、このような大震災後の対応なので、野党も適当なことで逃げは出来ないでしょう。短期間とは言え、与野党の垣根を越えて政治家が動き出したことは、本来の政治のあり方だと思います。今までのいろいろな政治家への自浄作用は、時間が解決する事で自然と消滅します。それでいいではありませんか。
 今回の福島原発事故が契機となり、ドイツ・スイス・イタリアなど脱原発の動きが起き、今までのエネルギー政策を転換する方向性が報じられています。ただ、当然のこととして産業界への安定した電力提供が課題となっています。ドイツは日本と同じで、大体20%は原子力発電で、代替えエネルギーとして「天然ガス」・「風力」・「太陽光」などの活用が検討されるになるようですが、現実問題として周辺各国から電力を輸入出来る環境があるのが幸いです。しかし、工場が国外へと移転し雇用削減が問題化する心配が生ずるようです。日本もこの状態と同じようなスタイルになるのでしょうが、島国ですから電力輸入とはいかず自国内で賄うのが当然でしょうが、その手段が問われます。大きな課題となりますね...



●6月17日(金) くもり

 19日の日曜日で休日1000円割引がなくなり、来週の20日から実施される東北道高速無料化に合わせ、被災者を対象に停電を理由とし被災証明書が発行され始めました。被災者と罹災者とは完全に異なるものですが、地方自治体の判断により同様な動きが広がっており、県内では矢巾町・八幡平市・滝沢村・岩手町などでは全世帯を対象に発行することを決定。雫石町・紫波町・一関市などでも同様な動きになっているそうです。
 八幡平市は「停電で暖房が使えないなど全市民が被害を受けた」
 滝沢村では「長時間の停電で生活面に被害を受けた」...判断。

 高速道路の無料化は被災者支援として一年間実施され、罹災証明書か被災証明書と、身分証明を料金所で提示すれば無料となります。国土交通省道路局道路課によると、被災証明書の交付に一律の基準がなく、各市町村の判断に任せているとか。この基準が非常に曖昧ですが、既に矢巾町では約20人が発行を受けたという。茨城・福島の両県でもこのような動きが出ているそうな。

 一方、盛岡市では国が想定する無料化の被災者ではないとし、「現時点では交付予定はない」としており、市町村によって判断が分かれるようです。北上市はどのような対応をするのでしょうか。仮に無料化になったとしても、範囲が限定されていることと証明を受けた方が同乗するか、ドライバーでなければなりません。目的が限定されていますが、お役人の方達がどのような判断でGOサインを出したのでしょう。今の政情を映しているようで、なんとなく「みみっちい」話となりましたが...



●数日前の瀬美温泉「長寿の湯」。周囲はすっかり緑で覆われました。1人風呂で満足...こんなこともあるんですよ...(^O^)/~



●北上の象徴?鬼剣舞のお面...色に意味があって、白が一番上手な方が付けるのだそうです。



●6月21日(火) くもり   ...【高速無料化の顛末】 
 震災発生から約3ヶ月経て、自・公民の賛同を得てようやっと「復興基本法」の成立なりました。反対投票したのは「共産党・みんなの党」です。それによると被災地の岩手・宮城・福島3県には現地対策本部を設け、副大臣や政務官を現地本部長に任命し運用することになりました。復興費は、他の国債と区分管理し償還の道筋を明らかにするとしています。
●話題は変わりますが、今朝の新聞報道によると、県内市町村の宮古市・山田町・田野畑村・洋野町・一戸町・奥州市の6市町村以外、全県下が被災証明書を発行することに決定。北上市も一転して発行に転じ、時間の問題で残りの6市町村も住民サービスの関係から全県下右ならへ...することになるのでしょう。
 内陸部に住むものにとって、乗用車での沿岸部への移動は、親戚がいらっしゃらない限り、殆どが観光が主用途となります。業務関係の方にとっては余計な車の増加し、ますます混雑が起きると思われます。現実問題として沿岸部には高速道路網が伸びていませんし、都会地のように沿岸部を回るような環状線などの高速道路網などがあれば話は別です。沿岸部にお住まいの、罹・被災した方たちから批判を浴びるのは仕方がないことでしょう。
 このような曖昧な施策を決定した政治の在り方が、混迷している今の菅政権の姿を象徴しているようです。8月からの全車種への広げる方針は、先送りになり3次補正が成り立って時点までの見送りとなりました。

 ちなみに昨日の東北道交通量は約1.2倍で、格別大きな混雑にはならなかったそうです。日ごろ、高速道を使う用途がない暇人にとっては格別意味がありません。8月末まで期限付きで、復旧・復興支援のためのトラック・バスなどが対象になっていますが、考え方を変えると流通関係の業務用車にも拡大し、無料化支援することが必要ではないでしょうか。福島から北の方面へは、業務車のみ無料化することにすれば経済効果が格段に増すのでないかと思われます。こんなにも混迷している政治の状況ですから、突然方針を手のひらを返したとしても、格別あきれもしないでしょうに...

 補足となりますが、宮城県で仙台市は保留のようですが、各市町村で同じような動きとなり、「被災証明書」が発行され始めました。このような動きになるのは時間の流れなんでしょうね。



●6月22日(水) はれ    ...【お茶の放射能汚染】
 いよいよ東北地方にも梅雨入り宣言となりました。例年より約1週間ほど遅いようです。もうすぐ7月になりますが、相変わらず福島原発事故は収束する様子が見られません。あちこちで放射能汚染騒ぎや、海洋汚染で漁業の水揚げ中止などが報じられています。
 6月初旬、被災地の陸前高田で茶摘みが始まった様子が報じられました。多分ここらがお茶の木の北限なのでしょうか。数日前に、静岡のお茶がフランスでセシュウムチェックで弾かれたことが話題となっています。最初、風評被害かと思ったのですが、福島原発事故での放射能汚染と考えるとなんか辻褄があわない。静岡の場合、身近な浜岡に原発がありますが、そことの関連もないようです。福島から汚染する範囲を考慮すると、地理的・気象条件などを勘案すると、北に位置する方向への汚染は妥当で、岩手県の一関方面の牧草地汚染が報じられたのには納得がいきます。
 仮に放射能が成層圏まで舞い上がったと仮定すると、福島から静岡までの距離を半径として同心円でぐるっと囲むと、首都圏も汚染範囲に収まります。これらの動きから、原発事故から海洋汚染の心配で茨城・千葉あたりの海水浴客の減少や、首都圏方面への観光客減少の動きが出ているそうですが、当然の成り行きでしょうね。

 今回の原発事故は、天災と人災の複合災害になりましたが、福島原発の事故を契機として、各地の原発立地県で原発に対するガス抜きのような対応が出てくると、なんか疑問を感ずるのです。自民党政権時代の国策として進められた原発の立地を認め、各地の工場へと電源供給を目的とした原発ですが、地元に還元される膨大な交付金や固定資産税などで立地県と地方が潤った事実があったでしょうに、一方的に今の対応を悪者扱いし非難するのは片手落ちではないでしょうか。完全に反原発で廃炉にするのであれば話は別ですが、交付金と税金の減少、関連産業の疲弊、雇用の切り捨てとなり、国・各県とで知恵を出し合いお互いに歩み寄ることが必要と思われます。民主党政権下だからこんなにも反対するのであれば、仮に自民党政権下ですと全部まるく収まるのでしょうか。少し可笑しいと思いませんか。早期に菅総理が民主党政権を放棄し、自・公政権に戻れば福島原発事故が収束し、震災復興も進み何事も順調に事態が収まるとは到底考えられません。「顔を見たくなかったら法案を通せ...」などと報道される、菅総理があらゆる面で、悪者になっているようにしかとれません。お互いに政治家同士、もっと譲り合い協力し震災復興へ努力して頂きたいと願っているのです。混沌とした政情に呆れてしまい、完全な政治不信に陥ります。少しくどくなってしまいました。



●7月4日(月) くもり・小雨   
...大臣の言動  

 
震災の視察に松本復興相は3日、岩手県庁で達増拓也知事と会談。被災地の復興について、「知恵を出したと自治体は助けるけど、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持ってやってほしい」と述べた。
 その後訪れた宮城県庁では、村井嘉浩知事が後から部屋に入ったことについて、「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ」と語った。同県が重点的な漁港整備を要望していることについても、「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々何も知らんぞ」と述べたという。                          
 これらの報道内容はネットから拾った新聞社からのものだが、なんとも乱暴な発言なんでしょう。復興相のトップとして、いつでも首になってもいい...という投げやりな感じと思ったのです。九州出身の大臣から見たら、所詮東北地方は完全な別世界僻地の感覚は歴史上否定は出来ないのです。大臣として品格も何もない乱暴な発言だと思ったのです。松本大臣はいろいろと物議をかもし出しますね。なんとなく余裕のない人間性を疑いたくなるのですが、反面どれほど斬新的な救援対策を真剣に考え実行するのでしょうか。さすがに宮城県民からは苦情が吹き出しているようで、「民主・自民・公明党はきらい..」と発言したことに重なり、大臣としての資質が問われるように思われます。やはり大臣は偉いんですよ。

 一転して今朝の岩手日報では、上のような乱暴な発言が一切取り上げられておりません。被災県の関係かとも思ったのですが、随行している記者のメモの取りあげられ方でニュアンスが180度も異なってしまいます。報道の恐ろしさが分かる感じがし、菅政権の閣僚への接し方がどちらが本当の姿なのか疑問を感じます。ここに報道の表裏が歴然と異なることが分かります。菅政権は死に体なのだとはいえ、まだ衆議院任期は二年もあります。
 前回の両議員総会で、菅総理が発した思いつき?の「脱原発解散」らしきものに、全閣僚への根回しや民主党執行部への打診もなかったようで、与野党が完全に踊らされ困惑している姿が傑作です。民主党内部には、菅総理のごり押しを防ぐため「両議員総会で党規約の改正をし、代表を解任する...」との案もあるとか。民意の前に仲間からも見放されてしまった菅総理はどのような道を歩むのでしょうか。解散は菅総理の専権事項ですが、仙谷さんがおっしゃったように「そこまでおろかではないでしょう...」が本当のところなのでしょうね。なんか漫才みたいな感じがする政情で、裏でニヤニヤ笑っているのは菅総理なのでしょうけど...



◆メモしたページが長くなったので次のページで展開します... <7.10 被災地を見て>

 【使用カメラ...Sony DSC-T30  3× Optical Zoom 7.2Mega Pixcel】
< 3234 >

●気まぐれ Diary Memo        edit '08.5.8〜

<添付写真1+1+2枚>
*** 復興が始まった沿岸地区 ***