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●’11.4.20(水) はれ
 
奥羽山系が見事に真っ白になった。寒暖の差が激しく平気で10度くらいの差が出来る。風が強いと花粉は膨大に飛び散り目がしょぼしょぼするしまつ。海岸では今頃の雪で大変なようです。内陸部は北上山系の峠は雪化粧に変わっていたる。新聞記事が一段落してきたが、福島の原発事故が簡単には収束はせず、大気汚染で原発近隣の北西に位置する飯舘村・川俣町などでは避難指示が発令され二次被害に対処されている。
 今回の大災害は地震と津波、それに加えて原発事故が発生し完全に北日本の太平洋側はダメージを受けた。震災に関連した現地の復興・復旧に巨額の費用が必要となり、約25兆円と試算されている。如何にして財政再建するかが大きな課題になり、「消費税3%の増税」・「電気料金の値上げ」などが検討され始めた。消費税は1%上乗せすると税収が約2兆5千億円に相当するようで、3%引き上げを3年間継続すると22兆5千億円の税収増となり復興財源にあてる考えで、12年から実施する案が考えられている模様。いろいろな方策が考えられるが、一日も早い方向性が震災復興への希望へ向かって前進してもらいたい。



●右手に見える「夏油スキー場」は震災の関係で営業が中断しました。毎年、5月の連休まで営業していましが、今後の営業については見通しが立たず後日アナウンスされるようです。



●この景色は4.18のものです。麓は殆ど雪が溶け、緑が徐々に強くなってきました。雪に閉ざされていた花々達もこの震災で揺すられて無理矢理に目を覚まされたのかもしれませんよ。



●いつもの見慣れた「
長寿の湯」ですが、なんかお湯の温度がぬるめだったのですが...



●あまり二股掛けることはないのですが、隣の湯船「
夢の湯」に浸かってこれで満足。ここはピリッと熱めなんです...



●いつもの食堂ですが変化が...綺麗な「メニュー」に変わっていました。



●本当は湯上がりの「生ビール」を飲みたいのですが、ドライブの都合もありいつも諦めています。暫くぶりにお湯に浸かり、お昼を頂き満足...



 湯治の帰路、横川目方向に寄り道。
岩沢の「ミズバショウ」と「二輪草」の里ですが、いつもの駐車場が工事場に変わり車のとめるところがありません。そのうちに仮設のものが出来るとは思いますけど...



●「ミズバショウ」が咲き始めていました。まだまだこれからです。



●今年もお目もじの「ミズバショウ」





●「イチゲ」がブッシュの中から可憐な花が咲き出しました。この辺りは殆ど雪が残っていませんでした。




●「ショウジョウバカマ」が咲いていました。



●「カタクリ」がお顔を出していました。



●この冬は寒くて結構雪が多い年でした。5月の連休までにはかなり暖かくなるのでしょうが、桜前線は月末頃になりそうです。震災で新幹線も遮断、JRもまだ全線が開通していません。鉄路は特に被害が甚大で、県南部から宮城方面のようです。高速道路は殆ど機能を回復し、流通関係は戻ったようです。ただ、震災関係で工場などでの被害も多く、今回の原発事故の関係から電気事情も不安定要素が強くなったようです。順調に復旧・復興が進むことを願ってやみません。



●4.25(月)くもり...時々小雨

 季節は巡り北上のさくらもようやっとほころび始めました。長くて寒い冬に耐えてじっと我慢していたさくらも人も、春先の大地震で揺さぶられビックリしました。去年より五日位早めだったのでしょうが、北上市の基準木での開花宣言はまだ発せられていません。地震で揺すられてビックリしているのかもしれません。今年は震災の関係から全県的に喪に服す春となってしまいました。「北上のさくらまつり」も縮小したセレモニーとなりました。







●上の2枚のスナップは北上中学校のさくらです。ここは展勝地とは異なり、近くを流れる北上川からかなり離れていますので、川の冷気にはあまり左右されません。プールサイドのここの部分が一番先に咲き出します。これから5月の連休にかけ約10日間程のさくら鑑賞の到来です。29日には「防災訓練」が開催されますので、今年のさくらはそれが全てを物語ることになります。当然のことですが並木の「ぼんぼり」や「鯉のぼり」、関連した諸行事などは中止となり、静かなお花見になりそうです。



・【震災関連情報】...普代浜の水門と防潮堤
 ここ数年間、宮城沖の震源地が何度も何度も注意予告を発していたのでしょうが、悲しいかな地震と津波を予知するテクニックを我々は持ち合わせていません。「震災は 忘れた頃に やってくる...」。すばりその通りです。新聞に被災地各地のいろいろなことが報じられていますが、見事だったのは県北の普代村のコメントでした。
 
明治三陸大津波で同村は15メートルの波に襲われ、2千人近い死者・行方不明者の出しており、当時の和村幸得村長が普代浜に注ぐ普代川300メートル上流に高さ15.5メートルの水門と幅205メートルの太田名部防潮堤が12年の歳月と総工費35億円をかけて1984年に完成したものが、今回の大震災で見事に威力を発揮した。ただ津波の高さは水門を超えて20メートルにも達したという。普代村内での犠牲者は出ていないのですが、近くの野田村で被災し7人の方が犠牲になっている。先人の見事な先を見通す情熱が、今になってその価値が賞賛されているそうです。このような先を見通すような方はになかなかいらっしゃらないものです...



●4.27(水)小雨

 まるで先を急ぐかのように桜が一気に咲き出しました。外気温が20度はないでしょうか、風がないからあまりヒンヤリとはしません。展勝地のさくらも咲き出したそうですが、行ってみようと言う気になりません。気持ちまで委縮してしまったのでしょうか、元気ださんとなりませんね...(>_<)



●雨の降ると一気に開花が進行します。さくらは夜になってもお休みする事はありません。今年のさくらはなんとも悲しい感じがします。人の気持ちは微妙に自然の変化を読み取るのでしょうか。それともこの感覚は逆なのかもしれません。自然はいつものように展開し、人は自然の中に生かされているのでしょう。なんぼ頑張ったって、自然現象は人には制御できない領域です。



●近所で見かけた鯉のぼり...もうすぐ「端午の節句」となります。子供達が健やかに育てというお祈りです。今年は震災の関係から、「さくらまつり」は自粛され、例年行われていた北上川におよぐ「鯉のぼり・船の渡し・花魁道中・並木のぼんぼり点火」...などが見送られ、静かなお花見になります。



・【
震災関連情報】... 地震予知の研究
 今朝の新聞にちらりと紹介されていましたが、今回の大震災での地震予知では何故か「ナマズの話題」が欠如しているとか。そう言われてみれば、どこにもナマズの話が見られません。この地震予知に関連することは1891年の内陸型の濃尾大地震が岐阜・愛知県震度6〜7に襲われたことに関連する。地球物理学者の田中舘愛橘が提唱し、東大地震研究所なるものが設置されたという。当時の研究によると「断層の発見」・「地震での地磁気の変化」を証明し、「50年後の夢」として予知が研究されてきた経緯がある。
今回の大震災に関連し、この予知が効を成さず、地震学教授が日本政府に地震予知政策の無意味さを訴えているとか。今回の大震災は「想定外...」という見解で片付けられるようだが、なんかそれでは済まないと思われ、ある意味では逃げの言葉でしょう。
 プレート移動による研究が進み、地殻移動の分析はかなり詳しいことが分かってきてはいるが、「地震予知」という分野は簡単には出来ないことを物語っている。地震国である日本にはこのような大災害が課せられており多角的な研究が必要なのでしょう。少なくても被災地の見学なんて言うことは慎むべき事ですが、既にかなりの数の見物する車が被災地に入り、復旧作業の妨げになっていることが報じられています。どうして静かに見守ってあげることが出来ないのでしょうか。やはり人ごとなんですよ...(>_<)



 【使用カメラ...Sony DSC-T30  3× Optical Zoom 7.2Mega Pixcel】

●気まぐれ Diary Memo        edit '08.5.8〜

*** 奥羽山麓 季節は巡る ***   
<添付写真6+7+3+2枚>